まちぼうけはこんなお店です
店主は、｢うちの子が世界一可愛い」と信じて疑わない、そんな愛犬家の一人です。
愛犬との出会いがすべての始まり
もともと細かな手作業が好きだった店主ですが、愛犬と出会ってからは、愛犬をモデルに、さまざまなオリジナルグッズを製作するうようにました。
何を作るにも愛犬デザインにしてしまう溺愛ぶりです！
布を使ったマスコット、木彫りの愛犬モデルの手鏡、愛犬が刻まれたガラス工芸のコップetc...
種種さまざまです。
そんな中、革の素材に出会ったのは、愛犬グッズを作り始めてから10年以上経過したときでした。
きっかけは、なんだか面白そうだなと革の小さなハンドバッグを作ってみたことでした。
しかし作ってみたら何か物足り無く思えてしかたがありませんでした。
今考えてみると、初めて製作した手縫いの革バッグで、いくぶん、いびつでくたびれた雰囲気だったため、見栄えがしなかったせいが大きいと思いますが、当時は別に原因があると考えました。
そうです、それは普通の革のハンドバッグであって、愛犬デザインではなかったのです！
そこで、バッグ製作で出た革のハギレを使ってパーツを切り貼りし、愛犬モチーフのオーナメントを作り、それをバッグにぶら下げてみました。
それは吹けば飛びそうな心もとない物でしたが、グッと愛着を感じました。
そしてその気持ちは、愛犬が家族の一員であると同時に私たち家族にとっての最高のアイドルでもあることを物語っていました。
それからは、革を切り貼りしたオリジナルマスコット作りに没頭しました。
愛犬家の方々に、それぞれのワンちゃんをモデルにしたグッズを製作し感想を聞いたり、革問屋の方に革について教えてもらったり、革工芸品店の方に道具について説明を受けたり。
そうして、徐々に材料や、使う道具が集まっていきました。
最初のものは、薄い平面的な完成形でしたが、もう少しふくらみを付けて立体的に、革の重なり部分がもっと自然になるようにナイフで削って、実用強度を出すために、張り合わせ方、接着剤の研究など、試行錯誤をしていきました。
とはいっても、完全なオリジナルの物なので、お手本はありませんし、作り方も決まっておりません。
よりよい物を作るための試行錯誤は今も続いています。
愛犬が旅立った日も製作していました。
静かに息をする横で製作しました。
その後不思議なことに、そのとき製作したマスコットはどこにも見当たりませんでした。
確かに完成して机の上においておいたはずなのに、行方不明になってしましました。
今もまだ出てきてはいません。
記念に持って行ったのかな、なんて思っています・・・。
革小物の店まちぼうけ誕生へ
そして2009年。愛犬に背中を押される形で、ついに革小物の店まちぼうけがオープンしました。
きっと同じように愛犬デザインの特別な一品を探している人たちがいるに違いない。
まちぼうけならその思いや愛情を汲み取ることができる。
店主が作ることで癒され、ぬくもりを感じたように、手に取った方の心に寄り添うことができる小物作りを目指して始まりました。
無条件に愛してくれる犬たち。家でまちぼうけ。でもちゃんと待っていてくれる。
人間たちは忙しく外出して、犬はおうちでお留守番。
きっと家でみんなの帰りを待ちくたびれているんだろうな。
でも帰宅すると、ちゃんと喜んで迎えてくれる。
そうかと思うと冷めた目で、眠りを邪魔しないで頂戴と呆れ顔。
とっても愛しいかわいい子。
まちぼうけの小物たちもそんな存在になれたら・・・。と願っております。
世界でただ一人のうちの子を表現するには、手間と愛情が欠かせません。
そこに確かにいる存在感、軟体動物のような脱力感、なによりこちらを見上げる愛くるしい瞳。
そんな愛犬たちを表現するために、決して手間は惜しみません。
写真をプリントするだけでは絶対に現れない、その子の雰囲気や温度が、本革という自然素材に人の手を加えることで誕生するのです。
時間が経つほどに人の手に馴染みやわらかくなる革だからこそ、心に届くアイテムとなってくれると信じています。
人がペットに抱く愛情は、無条件に純粋で豊かなものであると思います。
私たちまちぼうけは、そんな飼い主の方々の思いと同じ温度で、一点一点心をこめて製作しております。
かけがえの無い存在だからこそ、上質な材料で手間と時間をかけた、プチゴージャスな“まちぼう犬”で、毎日の生活を飾ってみませんか☆
愛犬家へのプレゼント、メモリアルグッズとしてもご利用いただいております。
まちぼうけは完全オリジナルの革小物を製作販売するネットショップです。
ここでしか手に入らないこだわりのオリジナルグッズだけを取り揃えております。
熱烈な愛犬家である店主による、愛犬家のためのアイテムたち・・・。
愛犬家への特別なプレゼントをお探しの方・・・ぜひ「まちぼうけ」にお任せください。
since 2009
